お知らせ

◆日本リサイクルカーペット協会 「リサイクルカーペット認定」開始

 日本リサイクルカーペット協会(近藤忠稚会長)は、リサイクルタイルカーペットの品質基準を定め、条件を満たす製品を認定する「リサイクルカーペット認定」制度を、7月1日(月)より開始した。

 タイルカーペットは年間約2500万平方メートル生産され、その8割に及ぶ約2000万平方メートルが張替え工事にともない廃棄されており、年間で廃棄されるタイルカーペットの総量は約10万トンと推計されている。タイルカーペットのリサイクルの取り組みは約20年前から行われており、同協会に参画する企業によりこれまでに累積で約6000万平方メートル(約30万トン)を水平循環リサイクルしている。この間メーカー各社がリサイクルカーペットを積極的に推進したことで、環境性能の高い製品が多数上市される一方、環境性能を比較する基準を求める声もでてきている。そこで同協会では統一規格として「リサイクルカーペット認定」制度を設けた。

 「リサイクルカーペット認定」では、は、CFP(Carbon Footprint of Products)の明記、PCR材(Post-Consumer Recycle)を25%以上使用すること、素材毎に分離された原料を使用していること、グリーンウォッシュを継続して防止することなどを基準とする。認定製品には認定マークを提供する。

 なおグリーンウォッシュ対策として、同協会は利害関係のない第三者の有識者による「グリーンチェック委員会」を協会内に設置し、定期的な監査を実施する。

日本リサイクルカーペット協会のホームページ
https://recycle-carpet.jp

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